技術交流報告書

2000年4月18日(火)工場委員会
早田恵美


1999年11月29(月)から12月3日(金)まで、核融合科学研究所でおこなわれた技術交流プログラムに参加した。交流内容は以下の通りである。
交流者:二宮(富山大学)、内藤(京都大学)、早田(京都大学)
交流内容:NC工作機械(NC旋盤&マシニングセンター)
交流課題:BASICソフトによる曲面加工プログラムの作成と製作
交流場所:核融合科学研究所プレハブ工作室
担当者:杉戸、岡田


交流スケジュール
11月29日(月)13:00〜15:00オリエンテーション
15:00〜17:00NC工作機械と課題品の説明
11月30日(火)9:00〜17:00NCプログラムの作り方(ユーザーマクロ&BASIC)
12月1日(水)9:00〜17:00課題プログラムの作成(工具軌跡)
12月2日(木)9:00〜17:00DNCによる課題制作
12月3日(金)9:00〜17:00課題制作
13:00〜15:00レポート作成



 実際には進行度合いの都合により、NC旋盤については担当者(杉戸氏)の作成したプログラムによる試作の見学のみとなり、実際のプログラム作成及び製作はマシニングセンターについてのみおこなった。また最終日のレポート作成は、交流者全員の希望により施設見学に変更となり、レポートは後日提出した。
 今回はNCプログラムの初心者ばかりが集まったため、NCプログラミングの講習及び作成練習に3日目までを費やした。そのため、4日目には簡単な形状の作品のプログラミング&試作をおこなうことになり、用意された課題のすべてを作ることはできなかった。実際に作成した課題の写真及び作成したプログラムについては、別紙参照。
 交流スケジュールの合間に、核融合研及び富山大学の技術部の仕事内容についても聞くことができた。核融合研については、最近手がけた仕事の写真等も見せていただいた。そのほとんどが曲面加工で、例えば内側がサインカーブになっている導波管など、加工方法や刃物の形状等の想像がつかないものもいくつかあり、技術レベルと設備の違いを痛感させられた。また、NCの電子ビーム溶接機を用いて、真空中で異なる材質どうしの溶接もおこなっているということだった。富山大に関しても、NC工作機械は既に入っているそうだが、普段はCAD/CAMシステムを利用しているため、今回DNCのプログラミングを学びに来たということだった。
 今回は時間の都合上NC旋盤の実習ができなかったうえ、1週間程度の短期間ではマシニングセンターも少ししかできなかったため、また参加したいと思う。また、このような技術交流プログラムは、核融合研のほかKEKや分子科学研究所の技術部などでも予算を組んで実施しており、なかには長期間(2〜3ヶ月程度)にわたるプログラムもあるそうなので、そちらも内容を問い合わせた上、積極的に参加していきたいと考えている。他大学でも、旅費を出すことはできないが受け入れてもよいというところはいくつかあるので、そちらもあわせて考えていけたら、と思っている。


今回の技術交流で作成したプログラムと図面、及び実際に製作したものについてはその写真を下記に記す。
また、最後に今回使用したGコード表を抜粋してつけておく。
・絶対座標系、相対座標系、工具径補正によるテストプログラム
・工具交換を含む多数穴及びタップ穴
・円柱からピラミッドの削りだし ピラミッド
・ハメアイの楕円ピラミッド 楕円ピラミッド
・交流課題(MC_CAP) 
・使用したコード一覧表(抜粋)

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Last modified : 2000/8/29
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